保険内と保険外治療

顔に触れる女性

性質に合わせて治療を決定

いぼの多くはウイルス性のものですが、加齢と共に現れやすい老人性もあります。老人性は表皮が増殖したもので、ウイルス性は角質層の増殖です。ウイルス性の場合、自分の皮膚に広がる可能性と人に移る可能性があるので、早めに医療機関を受診してください。いぼの切除は皮膚科や美容皮膚科、美容外科などで行えます。保険内診療は液体窒素治療で、皮膚科ではこれが第一選択治療です。液体窒素で患部を一瞬で凍らせウイルスを死滅させる方法ですが、何度か行う必要があり、痛みも伴います。液体窒素治療は3割負担でいぼ一個につき600円から800円程度、初診料や再診料は別途かかります。それ以外の一般的な方法は、レーザー治療や電気メスによる電気凝固法です。また、レーザー治療の中でも炭酸ガスレーザーやQスイッチレーザーという種類の機器がいぼ切除に用いられます。いずれも処置時間が短く、跡が残りにくいのがメリットです。しかし、削る部分が浅すぎると再発リスクが高くなり、反対に削りすぎると跡が残ってしまう可能性があります。自由診療のため、治療費はクリニックによって差が生じます。いぼの大きさや数によって変わりますが、レーザー治療の相場は5000円ほど、電気凝固法の相場は1万円ほどです。いぼの切除を行う日は、どの施術にしてもメイクは落としておいた方がいいでしょう。皮膚科や美容皮膚科を受診するときは基本的に予約は必要ありませんが、美容外科を受診する際は予約が必要です。予約日は診察して、いぼの種類やそれに合った治療方法を仰ぎます。ウイスル性なのか老人性なのか、さらに大きさや深さによってもベストな治療方法は異なります。皮膚科で行う液体窒素治療では麻酔が用いられることは少ないですが、美容外科などで行うレーザー治療や電気凝固法では局所麻酔をかけることがほとんどです。注射による局所麻酔の場合、その痛みには注意が必要で、特に鼻への注射は痛みが強いといわれています。なお、麻酔クリームの場合は心配はいりません。いずれの治療も、施術時間は5分から10分程度で済みます。施術後は保護テープを貼って終了です。施術後の跡はしばらく残りますが、大体3ヶ月から半年経てばきれいな皮膚に生まれ変わるとされています。ウイルス性いぼの場合、レーザー治療や電気凝固法では切除しきれない可能性は否定できません。しかし、これは液体窒素治療でも同様のことが言え、それだけに何度か施術が必要となります。何度も液体窒素治療を行えばレーザー治療と同程度の費用となり、保険内診療が安く済むとは一概には言えません。